革新的な技術をいち早く導入し、生産性向上や業務改善、品質向上に取り組んでいます。

最新VR技術を利用した等身大スケールのモデル確認

最新VR技術を利用した等身大スケールのモデル確認

ヤマウラでは、装置の新規製造やリプレイスを検討する際、最終形や既設設備との調和などイメージしにくい部分を解決するために、最新の3DCADやVR技術を活用しています。VR技術ではモデルを実物大で疑似体験できるため、使用感やメンテナンス性を目で確認しながらご提案することができます。

また、当社は機械・装置の設計・製造に留まらず、制御技術を活かしたスマートファクトリー化への対応も行っています。工場の情報管理・処理システムやカメラ監視など、モノづくり現場の先進化・効率化を促す製品・サービスを提供しています。幅広いニーズに対して、最新の技術を駆使して柔軟かつ効果的なソリューションを提供しています。

生産性を高めるIT投資

当社では、生産性の向上や業務改善、品質の向上を目指して、他社に先駆けてIT化やIoT化を積極的に取り入れています。TV会議システムや携帯端末を活用することで、全拠点を結び、情報共有と意思決定において時間や場所の制約を取り払っています。大型製缶設計では3D-CADを活用し、施工時の問題や使用後の利便性について詳細な予測と対処を行い、お客様の満足度を高めています。私たちは常に先進技術の導入により、製造業の生産性向上と付加価値の向上に向けて、他社をリードする存在であり続けます。

生産性を高めるIT投資

3次元測定器による数mクラスの大型製缶品の測定

3次元測定器による数mクラスの大型製缶品の測定

長物や大物の製缶加工品の測定には、通常長尺ノギスが必要ですが、これには測定誤差が生じやすく、2人がかりでの測定が必要などの欠点があります。

しかし当社では、キーエンス製のワイドエリア3次元測定器を導入しており、最大10mの大物や長物の測定が可能です。この移動式の測定器により、検査測定精度の向上や形状的に測定が難しい箇所の測定が可能となり、装置部品組み付け後の位置や寸法精度の測定、さらには水平度や直角度の調整にも対応しています。

最大10mのワークまで測定できるこの3次元測定器により、大型装置部品の位置や寸法の測定精度が向上し、検査工数の削減と品質保証の実現が可能となります。また、溶接後のひずみ測定や組み付け治具の寸法測定、工作機械にチャックした状態での測定も可能で、リードタイムの短縮にも貢献できます。